Don't Run Away, Don't Be Afraid From Invisible Screaming Madness.のレビュー 1件あります
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タイトル長くてもgood
難易度高いけど面白い。
こういう、曲と相まってうぉぉぉぉって叩いて回すタイプのBMSも良いです。
BREAKCOREはまったく知りませんが、初期のリンキンパークのファンなので、曲が格好良くて好きなタイプです。
シンセベースとブレイクビーツ超良い。
ぱっと見て思ったのは、ベースやギター音がちょっとぶつ切りな気がしました。
残響音やディレイ音、原音のリリースは丁寧に残すと遊びやすくなるので、叩きを売りにするなら気を使ってもいい所だと思います。
それから一つ一つの音に広がりが少なくてシンプルに聞こえてしまうので、ベル系の白玉にパンを振ったディレイを混ぜたり、右と左で違う楽器(右にストリングス、左にPAD系等)のユニゾンをバックでさりげなく流したり、ギター音の右のチャンネルだけ20msくらい遅らせて鳴らしたり(右Chの先頭に20msの無音を追加する)とか。
素直にもっと良い音源を求めるのもいいと思いますが、音の聞こえ方に関わってくる小技をはさんでもいいと思います。
41小節から入るlead_xxx.ogg系のシンセは1オクターブ上でも良いかも。
もしくはオクターブ上の音を、ちよっと音量下げて重ねて鳴らすのも面白そう。
とは言ってもこれらはあくまでも味付け的な話で、全然気にしなくても良いんですが。
大きく気になったのは、二回目のブレイクで目立つ不協和音があったので、はっと現実に引き戻されてしまいました。
曲に関してあえて言うならここだけで、コード的にはディミニッシュを使うと凌げそうな感じがします。
遊んで楽しいBMSなので今後にも期待。
腕に覚えがある人ならお勧め。
- 伊藤誠
- 2013年12月15日 23:16