BMS Editors

公開 / 更新

BMS Editors' performance comparison
BMSC
BMS Creator 2.0b1
GDAC2
GDA Creator Professional Edition Version 0.24
BMSE
BMx Sequence Editor 1.3.8
iBMSC
iBMS BMS Creator 3.0.5
μBMSC
μBMSC Editor 3.4.0.6
備考
  • 備考欄にはいくつかの関連項目が列挙されます。
Runtime library
BMSC
不要
GDAC2
Visual Basic 6.0 Service Pack 4+
BMSE
Visual Basic 6.0 Service Pack 6
iBMSC
.NET Framework 2.0+
μBMSC
.NET Framework 4.0.30319+
備考
Minimum OS Requirements
BMSC
Windows 95
GDAC2
Windows 95
BMSE
Windows 95
iBMSC
Windows 2000
μBMSC
Windows Vista
備考
  • Windows 95上でBMSEがExternal Viewersを呼び出すには、Internet Explorer 4以上が必要です。「編集中のディレクトリを開く(Open Directory)」も同様。
  • Windows 2000に.NET Framework 2.0を導入するには、Microsoft Windows Installer 3.0以上が必要です。
  • Windows XPには.NET Framework 4.0.30319を導入できますが、μBMSCはさらにWASAPIを要求します。
Language
BMSC
GDAC2
  • Japanese
BMSE
  • English
  • Japanese
  • Korean
iBMSC
  • English
  • Japanese
  • Korean
  • Simplified Chinese
μBMSC
  • English
  • Japanese
  • Korean
  • Simplified Chinese
備考
  • BMSCは英語版からlangage.iniを持ってくれば、2.0b1版も英語化できます。
  • GDAC2配布siteにあるdtx_dtxv.zipは英語版Lane script filesを含みます。
  • GDAC2配布siteの掲示板には、Hex Editorによって英語化された非公式改造版の痕跡があります。もう入手できないようです。
  • GDAC2以外はUser Interfaceを手軽にlocalizeできます。
妥当でないBMS code
BMSC
部分的に検知して知らせる
GDAC2
対応できるなら適宜解釈する
BMSE
対応できるなら適宜解釈する
iBMSC
部分的に検知してmarkする
μBMSC
部分的に検知してmarkする
備考
  • BMSCは図表読み込み時に36進数番号などを見つけた場合、それを著者に知らせます。検知・対応できる範囲なら有用です。
  • iBMSC/μBMSCは主に「同一の縦座標に重なっているobjects」を検知し、それらをError markによって目立たせます。これは図表のdebugに役立ちます。
  • iBMSC/μBMSCは拡張子が厳密に“*.bms, *.bme, *.bml, *.pms, *.txt”のいずれかである図表fileしか開きません。大文字の図表拡張子は拒まれます。
動作の軽快さ
BMSC
良好
GDAC2
鈍重
BMSE
良好
iBMSC
起動・保存が低速
μBMSC
判定不能
備考
  • 2000–XP時代の私のGDAC2/iBMSCは、操作に対する反応が明白に遅れました。
  • 私の現在の環境において、その遅れはもはや問題ではなくなりました。
  • iBMSC/μBMSCを起動すると、iBMSC/μBMSCと他のapplicationsとの間で行き来するfocusが私を困惑させる場合があります。この現象の発生条件は不明です。
編集可能channels
BMSC
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 06
  • 07
  • 1129
  • 3149
  • 17, 27
GDAC2
  • Lane script次第
BMSE
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 06
  • 07
  • 08
  • 09
  • 1129
  • 3149
  • 5169
  • #BGA
iBMSC
  • 01
  • 02
  • 03
  • (04)
  • (06)
  • (07)
  • 08
  • 09
  • 1129
  • 3149
  • 5169
μBMSC
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 06
  • 07
  • 08
  • 09
  • 1129
  • 3149
  • 5169
  • D1E9
  • SC
備考
  • 01……BGM
  • 02……小節長さ
  • 03……標準BPM変更 (255までの自然数)
  • 04……BGA BASE (#BGA座標定義はBM98de拡張)
  • 06……BGA POOR
  • 07……BGA LAYER (BM98k拡張)
  • 08……拡張#BPM変更 (bemaniaDX拡張、実数BPM)
  • 09……#STOP sequence (Delight Delight Reduplication拡張)
  • 1129……可視notes (17, 27 は FREE ZONE)
  • 3149……不可視notes
  • 5169……#LNTYPE 1形式LongNotes (rhythm-it拡張)
  • D1E9……地雷 (nanasigroove拡張)
  • SC……拡張#SCROLL倍率変更 (Bemuse拡張)
Preview可能な音声形式
BMSC
  • WAV
  • (MP3)
  • (MID)
GDAC2
  • WAV
  • XA
BMSE
  • WAV
  • MP3
  • (MID)
  • (OGG)
iBMSC
  • WAV
  • OGG
  • MP3
  • (MID)
μBMSC
  • WAV
  • OGG
  • MP3
  • (FLAC)
備考
  • BMSC/BMSE/iBMSCの場合、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\MCI Extensions”に拡張子が記載されている形式はpreviewできるかもしれません。例: MIDIの一種*.rmiなど。
  • BMSE/iBMSC/μBMSCは、対象形式のDirectShow Filtersが導入されれば、様々な音声を鳴らせるようになる可能性があります。たとえばOgg DirectShow Filtersによって、BMSEはOGGを鳴らせるかもしれません。
  • μBMSCは、定義名が*.wavで実際の拡張子が*.oggでもpreview可能です。*.rmiなどは鳴らせません。opencodecs_0.85.17777を導入すると*.flacを鳴らせるようになります。
Preview可能な画像形式
BMSC
  • BMP
  • JPEG
GDAC2
  • BMP
  • JPEG
  • GIF
BMSE
iBMSC
不可
μBMSC
不可
備考
  • BMSCはRLE圧縮BMPを表示できません。
  • Alpha Channel transparencyを伴う16-bit/32-bit BMP、JPEG圧縮BMP、PNG圧縮BMPを表示しようとすると、GDAC2は強制終了します。
  • BMSEは前述の特殊なBMPを表示できません。
  • Visual Basic 6がPNGをsupportしないので、BMSE/GDAC2もPNGを描きません。
  • iBMSC/μBMSCは画像のpreviewを行いません。そもそも#BMP定義を編集できません。#BMP listを実装した私家版μBMSCはあります。
Notesの移動
BMSC
移動先をGridに合わせる
GDAC2
移動先をGridに合わせない
BMSE
Shift押下中、垂直移動を禁止できる
iBMSC
常に垂直移動を禁止できる
μBMSC
常に垂直移動を禁止できる
備考
  • BMSCはdragged targets’ rhythmをquantizeします。これはmurmurous stream”などのdelicate rhythmの編集を困難にします。以下は忘れ去られるべきTips:

    1. 小節の先頭にdummy noteをsetしてください。
    2. dummy note以外のnotesには絶対に直接触らないでください。
    3. Notesを移動する場合は常に、dummyと一緒に範囲選択してください。
    4. 著者が直接dragしてよいnoteは小節線上のdummyのみです。
  • GDAC2はdragged targets’ rhythmをquantizeしません。これは編集上の安全性に関するBMSCの問題を解決します。これは多くの場合に安全ですが、ときには不便です。
  • BMSE/iBMSC/μBMSCは「Gridに合わせる・合わせない」を選択できます。
  • BMSEのそれはsimulated BMSC/GDAC2です。これは完璧です。
  • iBMSC/μBMSCのそれは“quantize or Grid-FREE”です。「Gridに合わせる」が無効のとき、垂直方向へは「現在位置 ± 現在のGrid間隔」の位置に移動してほしいのですが、そうなりません。以前はそうなった気がしますが、私の記憶は常に曖昧です。(“完全に自由なGrid”とGDAC2方式の相性が悪いのかもしれません。)
  • iBMSC/μBMSCの縦移動禁止設定は、二重の意味で推奨されます。第一に、編集上の誤操作による、著者が意図しない「歌の改竄」をほぼ完全に予防できます。第二に、「Gridに合わせる」が無効の場合における、操作感の非互換性を隠蔽できます。
LNの編集 (#LNOBJ含)
BMSC
#LNOBJ限定
GDAC2
Lane script次第
BMSE
dttvb版は長さを視覚化する
iBMSC
長さを視覚化する
μBMSC
長さを視覚化する
備考
  • BMSC/GDAC2はnotesの長さを視覚化できません。
  • iBMSC/μBMSCの入力modeがNT (NoteTool)のとき、可視noteをShift + dragで伸縮すると、#LNTYPE 1型のLNになります。たとえそれが#LNOBJであってもです。
  • 私の記憶が確かなら、poor PCの上で、小節長さ700に匹敵する長いnotesの描画が壊れました。それは現在の私の環境で再現されません。
Selected notesの属性変更
BMSC
不可
GDAC2
「一括編集」から、表(Front)・裏(Back)・Openを変更可能
BMSE
不可
iBMSC
可視・不可視・LNを自在に変更可能
μBMSC
可視・不可視・LNを自在に変更可能
備考
  • BMSCで不可視notesをBGM列などに移動し、再び選択してKEY列に戻すと、それは可視notesに変化します。
  • GDAC2の裏オブジェ(Back Object)は、lane script次第で不可視や地雷のaliasになります(内容を自由に定義できます)。可視notesと地雷を相互に変換するような操作も可能です。
  • BMSEでLNをBGM列に移動すると強制終了します。
  • iBMSC/μBMSCはBGM列にあるnotesの属性も変更できてしまいます。見た目だけとはいえご注意ください。
Selected notesの整頓
BMSC
左右反転
GDAC2
「一括編集」から任意列を指定
BMSE
不可
iBMSC
  • 18 keyで各演奏列へ
  • 0 keyでBGMへ
  • Menuから左右反転
μBMSC
  • 18 keyで各演奏列へ
  • 0 keyでBGMへ
  • Menuから左右反転
  • Shift + 18 keyで個別移動
  • Ctrl + Shift (+ A)で特定番号を全選択
備考
  • 主題からは外れますが、BMSCで「保存の際に編集情報を記録する」を無効にすると、保存時にBGM全列が左詰めになります。図表のfile sizeが数KiB減ります。試行前に図表fileをbackupしておくことを強く推奨します。
  • BMSEは外部helpに指定されたbMoLF1 keyで呼ぶことができます。その結果、

    1. BMSEがSelected notesをBGM列へ移動させる特徴を得ます。
    2. BMSEがSelected notesを定義番号毎に整列させる特徴を得ます。

    定義番号毎整列はきわめて有用です。類似原理の応用であるBGM lane sorterや、その発展形としてのBMS to BGM Converterなども知られています。

  • GDAC2/iBMSC/μBMSCの「任意演奏列への移動」は、bMoLとは用途が異なります。特にμBMSC 3.3.0.22以降の操作は有用です。
Notes count
BMSC
不可
GDAC2
表示 → ノート数計算
BMSE
不可
iBMSC
編集 → 統計
μBMSC
編集 → 統計
備考
  • Editorは図表の文脈を考慮しません。iBMSC/μBMSCは、図表がPMSであれ何であれ、#xxx1nを1P側として・#xxx2nを2P側として計上します。
  • 別の文脈としては、LN終端の数え方や、Tick Objectsなどがあります。
  • Main pane上にあるnotesの総数が10000を超えると、BMSCは死にます。
最大分解能
BMSC
長さを問わず、小節の192等分
GDAC2
長さを問わず、小節の192等分
BMSE
192分音符 (⁶⁴⁄₄拍子小節なら3072等分、¹⁄₆₄拍子小節なら3等分)
iBMSC
110000分音符 (可変)
μBMSC
110000分音符 (可変)
備考
  • BMSCの小節192等分rhythmは、“Grid: FREE”。
  • GDAC2の小節192等分rhythmは、“Grid: 無制限”。
  • BMSEの192分音符は、“Grid: FREE”。
  • iBMSC/μBMSCはrhythmに関して最も自由なeditorですが、制限に注意してください
Rhythmに関する制限
BMSC

192分で表せないrhythmを丸める,

192分の過剰連続を保存できない

GDAC2
192分で表せないrhythmを丸める
BMSE

64分音符で割り切れない長さを丸める,

小節長さ16以上は16に丸める

iBMSC
最大分解能で表せないrhythmを丸める
μBMSC
最大分解能で表せないrhythmを丸める
備考
  • BMSC/GDAC2で、たとえば小節を5等分するrhythmは、192等分表現における近似値に丸められます。
  • BMSEは「⁴⁄₄拍子小節の¹⁄₆₄」を長さの基準とします。小節長さは「0.015625の倍数」に丸められます。たとえば小節長さ0.010.015625に改竄されます。
  • iBMSC/μBMSCはrhythmに関して最も正確なeditorですが、制限に注意してください
Scrolling制御
BMSC
  • 標準BPM変更
GDAC2
Lane script次第
BMSE
  • 標準BPM変更
  • 拡張BPM変更 65535)
  • STOP sequence (165535)
iBMSC
  • 標準BPM変更
  • 拡張BPM変更
  • STOP sequence
  • (0.000165535.9999)
μBMSC
  • 標準BPM変更
  • 拡張BPM変更
  • STOP sequence
  • 拡張SCROLL変更
  • (0.000110e12)
備考
  • GDAC2のLane scriptで#TMPCを省いても、標準BPM変更列は表示され、BPMを変更できるように見えます。しかし、そのBPM変更指定は保存されません。
  • BMSEのexBPM/STOPは、図表あたり各1295回まで指定できます。指定回数が各255回以内なら、自動的に16進数定義として保存されます。
  • iBMSCのexBPM/STOP、およびμBMSCのexBPM/STOP/SCROLLは、初期状態ではO2mania用の制限が課せられています(値255種類以内)。選択肢を有効にすると図表あたり各1295種類までの値を無限に指定できるようになります。
BGM列数
BMSC
28
GDAC2
Lane script次第
BMSE
32
iBMSC
1–999 (可変)
μBMSC
1–999 (可変)
備考
  • iBMSC/μBMSCのBGM列は初期値15本です。
  • BM­IIDX­View2015用Lane scriptのBGM列は17本です。昔は5本でした。
  • iBMSC/μBMSCのBGM999列設定が前提のBGM lane sorter 999版は必見。
BGM列数が足りない図表
BMSC
超過分が消滅
GDAC2
強制終了
BMSE
超過分が消滅
iBMSC
超過分を保持
μBMSC
超過分を保持
備考
  • BMSC/BMSEは図表を開いた時点で内容を改竄する可能性があります。
  • 新しいEditorによって作成された図表が古いEditorで開かれるとき、この現象が発生しえます。一部の著者は「BGMの右端」をことのほか好みます。
main pane数
BMSC
1
GDAC2
1 * n (Multiple Document Interface)
BMSE
1
iBMSC
1–3 (可変)
μBMSC
1–3 (可変)
備考
  • iBMSC/μBMSCの分割paneはDiff用UIに見えますが実際は違います。おそらく広い画面では役立つでしょう。
  • 私はMiddle-click Scrollbarを好みます。
非音声列を隠す
BMSC
不可
GDAC2
Lane script次第
BMSE
不可
iBMSC
BPM, STOP, BGA
μBMSC
BPM, STOP, SCROLL, BGA
備考
  • iBMSCはmain pane右上のiconから表示状態を変更することができます。
  • この特徴は、非音声列を、誤操作による改竄から保護します。
  • μBMSCにmain pane右上のiconはありません。Menuから変更します。
Theme
BMSC
Edit → Color settings
GDAC2
Lane script
BMSE
theme\xxx.ini
iBMSC
Options → Visual options
μBMSC
Options → Visual options
備考
  • BMSC/iBMSC/μBMSCは外観変更用UIを持ちます。
  • BMSEmdkはμBMSCに同梱されました。
  • GDAC2は外観どころか対応規格自体を変更できます。
  • bmscreator.iniが用いる色指定値は、たとえば白(255,255,255)なら、255 + (255*256) + (255*256*256) = 16777215になります。
backup
BMSC
不可
GDAC2
不可
BMSE
異常終了時にbmse_temp.bms生成
iBMSC
作業履歴を専用形式で定期保存可能
μBMSC
作業履歴を専用形式で定期保存可能
備考
  • BMSEのbackupが生成されない状況もいくつか知られています。
  • iBMSC/μBMSCのAutoSave_xxx.IBMSCは拍子変更を記録しますが、後述する拍子変更の挙動によって「元に戻す」の結果が変わります。
  • iBMSCでCutして「Pasteする前に」Undoすると大変なことになります。この操作もAutoSave_xxx.IBMSCに記録されてしまいます。
  • このiBMSCのbugはμBMSC 3.4.0.6で修正されました。
  • backupを過信せず、手動で別名保存しておくことを推奨します。
拍子編集の挙動
BMSC
小節の長さに合わせて位置を変化させる
GDAC2
小節の長さに合わせて位置を変化させる
BMSE
以降の小節を保つ
iBMSC
後述の4種類から選択可能
μBMSC
後述の4種類から選択可能
備考
  1. 絶対的な位置を保つ……曲を変えずに小節線だけ移動します。
  2. 以降の小節を保つ……BMSE型です。⁴⁄₄拍子を³⁄₄拍子に変えたなら、「元の4拍目」の上に「次小節の1拍目」が重なります。
  3. 以降の小節を保ち、余りは切り捨てる……BMSE型です。ただし前述の例なら「元の4拍目」が完全に消えます (真上にnoteが重ならなくても)。
  4. 小節の長さに合わせて位置を変化させる……BMSC型です。小節を等分するrhythmは、小節長さを変えた後も、小節を等分するrhythmであり続けます。
小節の追加・削除
BMSC
GDAC2
BMSE
iBMSC
不可
μBMSC
不可
備考
  • 「test用のdummy小節」を使えないiBMSC/μBMSCは、少々使い辛うございます。拍子変更もUndo/Redoできるので、拍子編集の挙動をいじることで「小節の追加・削除」を代替できなくもないのですが……
  • 私の記憶が確かなら、古いiBMSCはContext menuから小節の追加・削除「だけ」を実行できました。拍子変更もUndo/redoできなかったはずなのですが、私の記憶は確かではないのでしょう。
配置伸縮(ソフラン)
BMSC
Arrange → Change object span
GDAC2
不可
BMSE
不可
iBMSC
Time Selection Tool
μBMSC
Time Selection Tool
備考
  • BMSCは「アレンジ → オブジェ間隔の変更」から曲全体を伸縮できます。
  • iBMSC/μBMSCは「時間編集モード」から、選択範囲を伸縮できます。
  • 両者とも「選択範囲の図表の左右反転」が可能です。
  • μBMSCの「時間編集モード」は、選択範囲「以降」をSTOP sequence単位換算で伸縮することもできます。これを「小節の追加・削除」の代替として使うこともできなくはないのですが……
Headers (Basic)
BMSC
  • #PLAYER
  • #GENRE
  • #TITLE
  • #ARTIST
  • #PLAYLEVEL
  • #BPM
  • #MIDIFILE
GDAC2
Lane script次第
BMSE
  • #PLAYER
  • #GENRE
  • #TITLE
  • #ARTIST
  • #PLAYLEVEL
  • #BPM
iBMSC
  • #PLAYER
  • #GENRE
  • #TITLE
  • #ARTIST
  • #PLAYLEVEL
  • #BPM
  • #RANK
  • #LNTYPE 1
μBMSC
  • #PLAYER
  • #GENRE
  • #TITLE
  • #ARTIST
  • #PLAYLEVEL
  • #BPM
  • #RANK
  • #LNTYPE 1
備考
  • #PLAYLEVELに関して、BMSCは07BMSEは08または任意の数値、iBMSCは文字列値を解釈・指定できます。
  • BMSCは拡張#BPMxx定義を初期値#BPMとみなしてしまいます。BMSCに図表を誤解釈させないためのalias #EXBPMxxが存在しますが、使われていません。
  • iBMSC/μBMSCの#RANK 04は必須headerです。LR2は値4 (Very Easy)を知りません。
  • iBMSCは暗黙の必須headerとして#LNTYPE 1を付加します。O2maniaがLNを解釈するためにこれを要求するからです。これによる不都合があるかもしれませんが、知られていません。LR2で#xxx5n#LNOBJが競合したとき、#LNTYPEの有無で図表の解釈が変わる場合がありますが、私は具体的な作例を知りません。
  • μBMSCもiBMSCと同様に#LNTYPE 1を付加しますが、#LNOBJのみを用いた図表には#LNTYPE 1を付加しません。
Headers (Expand)
BMSC
  • #RANK
  • #TOTAL
  • #VOLWAV
  • #STAGEFILE
  • %EMAIL
  • %URL
GDAC2
Lane script次第
BMSE
  • #RANK
  • #TOTAL
  • #VOLWAV
  • #STAGEFILE
  • #BMP00
iBMSC
  • #SUBTITLE
  • #SUBARTIST
  • #STAGEFILE
  • #BANNER
  • #BACKBMP
  • #DIFFICULTY
  • #EXRANK
  • #TOTAL
  • #COMMENT
  • #LNOBJ
μBMSC
  • #SUBTITLE
  • #SUBARTIST
  • #STAGEFILE
  • #BANNER
  • #BACKBMP
  • #DIFFICULTY
  • #EXRANK
  • #TOTAL
  • #COMMENT
  • #LNOBJ
  • (#WAV00)
  • (#BMP00)
備考
  • BMSCは#RANKを省略する選択肢— Default —を持ちます。これは互換性を低下させます。LR2では「表示上はVery Hard, 実際はNormal」になります。
  • BMSE/iBMSC/μBMSCは#RANKが無い図表に対して既定値3を適用します。
  • #STAGEFILEは省略可能なはずですが、BMSC/BMSEで保存すると「空の値を持つ#STAGEFILE」が付加されます。#STAGEFILEを必須headerとみなす実装が存在するのかもしれません。私はそれについてまだ調べていません。
  • BMSE/iBMSC/μBMSCは、#”で開始されない行をcommentとして無視します。iBMSC/μBMSCはindentを許容しますが、いずれにせよ%EMAIL%URLは捨てられます。
  • iBMSC/μBMSCは#LNOBJを指定でき、視覚化できます。未知の命令#DIFFICULTは撲滅されるでしょう。
  • iBMSCの#EXRANKは正しくは#DEFEXRANKです。保存後の図表をText Editorで開いて“DEF”を足す必要があります。
  • μBMSCの#EXRANK#DEFEXRANKの短縮labelです。紛らわしいと感じる方はTheme fileを修正してください。
  • 私家版μBMSCは#WAV00#BMP00に対応しています。
Definition Lists
BMSC
  • #WAV01FF
  • #BMP00FF
GDAC2
  • #WAV01
  • #BMP01
BMSE
  • #WAV01
  • #BMP01
  • #BGA01
iBMSC
#WAV01ZZ
μBMSC
  • #WAV01ZZ
  • (#BMP01ZZ)
備考
  • BMSCは16進数番号を使用できます。#WAVは最大で255項目、#BMPは最大で256項目を持つことができます。
  • GDAC2はLane scriptから定義制限を選択できます。FF型は最大で255項目、FZ型は最大で575項目、ZZ型は最大で1295項目を持つことができます。
  • BMSEはOptionから2種類の定義制限を選択できます。FF, ZZです。
  • iBMSCは#BMPを定義できません。それらは拡張命令枠に格納されます。
  • 私家版μBMSCは#BMP listを実装しています。
拡張命令ほか
BMSC

Comments,

未知の命令

GDAC2

Comments,

未知の命令

BMSE

#RANDOM分岐,

未知の命令の一部

(0–65535 bytes)

iBMSC

分岐,

未知の命令

μBMSC

分岐,

未知の命令

備考
  • BMSE/iBMSC/μBMSCは、#”で開始されない行を無視します。
  • BMSEは#RANDOM分岐を構文解析し、main paneから隔離します。これは非常に優れた特徴です。ただし隔離された範囲が変換Wizardなどの影響を受けない点に注意してください。また、拡張命令枠から溢れた行は捨てられます。
  • BMSEは一部のchannel文を無視します。BMSCのFREE ZONEや、nanasigrooveの地雷などがこの影響を受けます。dummy #RANDOMによってこれらを囲むTipsがありますが、この方法でも#WAV00などは保護できません。
表示高さ・表示幅
BMSC

0.503.78?

Sliders

GDAC2

高さのみx110

Listbox

BMSE

0.0116.00

Listbox

iBMSC

0.2599.00

Sliders & Numbox

μBMSC

0.255.00

Sliders & Numbox

備考
  • Formの場所は、BMSCは右上の環境tabに、GDAC2は子window内の左上に、BMSEは上部ToolBarに、iBMSC/μBMSCは右部にあります。
Grid / Guide
BMSC
既定値から選択
GDAC2

既定値から選択,

補助線は固定

BMSE
既定値から選択
iBMSC
自然数すべて
μBMSC
自然数すべて
備考
  • BMSCのGridの既定値に⅟₄₈や¹⁄₆₄はありません。
  • GDAC2のGridの既定値に3分や6分はありません。「カスタム(Custom)」には1192の自然数を指定できますが、192の約数だけが安全にrhythmを記述できます。
  • iBMSC/μBMSC可変Gridの上限は、別途設定した最大分解能までです。
Notes検索機能
BMSC
定義番号の範囲指定やBPM検索ができない
GDAC2
裏オブジェ(Back Object)を検索可
BMSE
「反転」が便利
iBMSC
属性で絞り込み検索可能
μBMSC

属性で絞り込み検索可能,

Ctrl + Shift (+ A)で絞り込み選択可能

備考
  • 裏オブジェ(Back Object)はLane script次第で不可視や地雷のaliasになります。
  • BMSEの検索窓が非activeなとき、“Find” dialog's “Close” buttonがclickされるとBMSEが強制終了します。
  • μBMSC 3.3.0.22以降の絞り込み選択は有用です。BGAまで選択されるのが惜しいところ。
External Viewers
BMSC
複数可
GDAC2
Lane script毎にViewerひとつ
BMSE
複数可
iBMSC
複数可
μBMSC
複数可
備考
  • BMSC/BMSEは複数のviewersと連携することができます。
  • Windows 10/8.xにおいて、BMSCのExApps.cfgに相対pathを指定できない場合があります。Windows 7までは相対pathも指定できます。
  • GDAC2はMDIなので、「Viewer-Aを呼べるScript-Aによる子窓A」と「Viewer-Bを呼べるScript-Bによる子窓B」を切り替えることはできます。
  • iBMSC/μBMSCで複数のviewersを使い分けたい著者は、viewersを選ぶ度にPlayer Options Dialogを開く必要があります。またiBMSCは、図表のfilename引数に対して引用符を要求します。例: -P -N0 "<filename>"
External Tools
BMSC

おそらく可

(私は対応機種を知らない)

GDAC2
おそらく不可
BMSE
iBMSC
部分的に可
μBMSC
備考
  • External toolsとは、BmWh, woslicerIII, BMHelper, Mid2Bmsなどを指します。
  • BMSC ClipBoard Object Data Formatに対応する応用はありうるでしょう。
  • iBMSCはBMSEのClipBoard情報を読み込めますが、複数行BGM列を読み込めません。BMHelper + woslicerIII + iBMSCなどの連携はうまくいきません。
  • iBMSCの前述の不具合はμBMSCでは修正されました。
  • BMSEの外部Helpは、実質的にもうひとつの外部Tools枠です。
複数filesを一括定義
BMSC
Drag-and-Drop
GDAC2
一括読み込みdialog
BMSE
Drag-and-Drop
iBMSC
Drag-and-Drop
μBMSC
Drag-and-Drop
備考

GDAC2はD&Dができないかわりに、Explorer操作による一括定義が可能です。

  1. 定義listのcontext menuから「一括読み込み」を選びます。
  2. 対象folderを選びます。
  3. 対象音声・画像filesを選びます。Shift/Ctrlなどで複数選択できます。
  4. 選択されたfilesを一括挿入するための開始番号を指定します。
  5. sorted by filename → old list-items are overwritten
Direct Input
BMSC
GDAC2
BMSE
iBMSC
μBMSC
備考
  • あるほうが便利ですが、ないほうが安全です。
  • BMSCのSource code edit (ソースのダイレクト編集)は、今の時代ならcode入力がmain paneに即時反映される形になりそうです。IntellisenseやEmmet級の入力支援まで行けるなら面白そうですが、そんな著者はText editorsを使うでしょう。
定義を一括整理
BMSC

未使用定義消去,

定義の整列

GDAC2

未使用定義消去,

定義の整列

BMSE

未使用定義消去,

定義の整列,

未使用files消去,

filenames匿名化

iBMSC
不可
μBMSC
不可
備考
  • BMSEの変換Wizardが図抜けています。弱点も運用で(カバー)える範囲。
  • BMSEで図表を別名として保存し、それを旧名の図表と比較してください。BMSEがrhythmを改竄しなかった場合、その図表はBMSEによって編集されることができ、変換Wizardによって仕上げられることができます。
  • iBMSC/μBMSCは定義listを複数行選択して一括移動や一括削除を行うことができます。ただし、それはBMS List Sorterのような安定性を持ちません。
  • iBMSC/μBMSCでの変換Wizardの代替として、Kisara9iをお勧めします。
Easter Egg
BMSC
私は知りません
GDAC2
私は知りません
BMSE
本気すぎてふく
iBMSC
私は知りません
μBMSC
私は知りません
備考

素晴らしいreferenceをHTML化してくださったumt_ki氏に感謝します。